介護について

(有)ライフバランス

2012年01月23日 05:36

2011/6/2レキオに
「親の介護について考えたことがありますか?」
というテーマで特集が載っていました。



そして先日(2011/7/8)、
「認知症予防シンポジウム・沖縄」という講演会がありました。

レキオは読みましたが、講演会は行けませんでした。
しかし、講演会を聞きに行った代理店さんから、
「ご報告」というタイトルで
講演会を終えてすぐに、メールでレポートをいただきました。
(山田晋アソシエイツ、山田晋さん、ありがとうございました。)

私だけ内容を知っても勿体無いので、
口頭でのお伝えと共に、ブログへもご紹介させていただきますね。
皆さまもお知り合いへ、ご家族との語らいの話題にされてみて下さい。

(※非常に素晴らしいご報告でボリュームがあります。
  また、私で追加させていただきましたYoutubeリンクがあります。
  先にお伝えいたします^^)

(※沖縄県のホームページ(健康・福祉・人権)のページをリンク致します。
   ↓  
  『見てみる!調べてみる!』
  でも、今回の事についても、何事も私は思います、
  ・・・一番手っ取り早いのは「聞いてみる!」だよな、と。絶対何かを得られると思います。
  →http://www.pref.okinawa.jp/kenko/index.html


ご紹介です^^(山田さん、ありがとうございます!)
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【基調講演】
講師 新井平伊氏(順天堂大学教授)

「認知症を知り、症状を知れば 人生 危うからず」

・アルツハイマーと認知症は違うもの
・治療薬が進化し、今まで1つしか使えなかったのが、3剤の新薬が使えるようになった。
 (国際標準化 ようやく4剤体制に!)
・治療の選択の幅が大きく広がった。
・アルツハイマー病では命は(直接的には)落とさないが、 長い長い病気。
・薬だけではなく、リハビリテーション・介護者の対応の工夫が必要。

〈反応性症状)
・急激な環境の変化
・自分や周囲の過度な期待
・周囲が拒絶や無視をする

現有の社会保険制度

障害者自立支援制度等・・・はフルに活用すること。

介護者のQOLにも配慮すべし。

【予防法】
・生活習慣病の治療
・生活リズム
・バランスのとれた食事
・適度な運動
・酒は毒にも薬にもなる
・「幸福」→「幸福感」

認知症の有無に関わらず幸福【感】が得られる社会が必要。


【特別講演】
講師 関口祐加氏(映画監督)

関口様はご自身のお母様を被写体としてドキュメンタリー映画を撮影中。

認知症になったお母様は非常に魅力的なさばけた部分も見せてくれるようになった。

【気付き】
記憶の薄れ

誕生日のお祝い(2日後覚えていない・・・)
冷蔵庫(中に食材以外のものが詰め込まれていたり、空っぽのペットボトル・・・)
梅干(カタログ販売で届いた梅干・・・母は注文した覚えは無いと・・・)

【介護者は、愛する介護すべき人との時間を楽しんでしまうべき】

母に、試されていると思っている。

感性みたいなものは、以前より上がっているお母様がいるのだから・・・。

発症から2週間後・・・

病院に行くのを嫌がる。
自覚症状、全く無し。(相手の目線の高さを察知する)

子どもたちとは・・・

1ヶ月ぶりにお風呂に入ったお母さん。
何の警戒も無く、無邪気に遊ぶ。
子どもと同じことをする・・・。

真夜中、元気になった母が孫と勉強を・・・英語も・・・(理解している)

孫がオーストラリア(夫のもとへ)帰る日・・・

普通に帰す(笑顔で)が、
帰った後、話しかけると苛立ち、部屋に引きこもる・・・。

【笑って介護がしたい。制度も環境も活用して・・・】

5月のある晩・・・

母と子のやり取り。
お母様の素晴らしさに涙が出ました。
((山田さん!どんなやり取りだったのですか!?!?!?!?!?!?:ミサト))

スゴく優しく素敵な会話でした・・・。
((気になってます!!!:ミサト))


【パネルディスカッション】
パネリスト
新井平伊氏、関口祐加氏、前川英伸氏、古謝淳医師、名渡山千枝子氏

前川氏より・・・

「高齢者人口が増加、高齢者世帯が増加。
 認知症・・・沖縄県内の65歳以上の8人に1人の割合になっている。
 その中の43.8%が虐待を受けているという調査が上がっている。」


古謝医師より・・・

「精神科には、なかなか足が向かいにくい。
 だから症状が進んでから来るケースが多い。
 早期受診、かかり付け医への相談をお願いしたい。」


名渡山氏より・・・

「認知症介護をささえる かけはしの会代表。
 介護する【人】。
 される【人】。

 認知症介護は自身を写す鏡かもしれない。
 介護を通じて【家族の力】を信じたい。」


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以上です。

どうぞお時間がある時に等、ゆっくり読み返されて下さい。


山田さん、本当にありがとうございました。
講演者のみなさまもパネリストの皆さまもありがとうございました。


「ピンピンコロリ」や樹木希林さんの、「ありがとうと言って布団に入り、そのまんま。」
も含め理想であり、希望であり・・・でも実際はきっとそれは稀ですよね。

 ※樹木希林さんについてを記したブログはコチラ


現実として考える必要がみんなにあるのだと思いました。



『家族の力を信じること』

『医療機関も制度も環境も利用すること』

『大切な人に笑顔で接することができる為に!!』



講師のお一人、関口祐加氏のYouTubeを見つけることができました。


認知症の母との生活開始
~ Life with my mum with dementia begins - YouTube 共有.mov

「2010年1月、いよいよ母との生活が始まった。同時に頻繁にカメラを回し始めた。
 ところが、そんな娘に対して母は、なかなか手強い被写体だった・・・」

(※音が出ますので、ご注意ください!)

http://www.youtube.com/watch?v=r_okpkZWFkk&feature=related


お母様は理解されてのUP?
心配になることもありましたが、私のように介護を体験したこともなく、
認知症の方の日常を知らない者には、驚きと学びと感謝です。

「全く同じ」は、「介護する【人】。 される【人】。」共に無いかもしれませんが、
情報を持つことは、私の場合はとても有難いことです。

今は必要としない情報だとしても、ここに記されていたな。
ちょこっと覚えていただけたらなぁ~と思います。


「家族が認知症を患ったので保障内容を確認したい!」

「施設への支払いが大きいので保険を解約したい!」

「認知症の親が入れる保険はありますか?」


ご相談のお電話やご来店がございます。


「介護する【人】から聞くお話」

家族のゴタゴタの時もありますが、尊敬する親の小さくなる姿に、

辛くなったり寂しくなったりする。でもいつも見ている自分の事はわかるんだよ!

自分の前ではみんなが言うように荒れたりしないんだよ!


家族でも医療機関の人でもない、私達にだから話せることもあるのだな。


保険(給付)請求手続きのやりとりの際だったり、
保険の保障ではお役に立てない時でも、
そう感じるときがあります^^



将来自分が介護を受ける側になるかも!に備えて自分で保険を持つ!
(自分の為、家族の為)

今は元気な親だけど、将来自分が介護する側になるかも!に備えて親の保険を持つ!
(親の為、自分の為)

介護についての考え方も、ケガや病気になったときの考え方も、
保険についての考え方も、個人個人、また、各家族によって、

「だれが!」「どのような!」は異なると思われます。


お気軽に私達アソシエイツ(代理店)にご相談くださいませ。



アフラック代理店㈲ライフバランス 知念/美里
 電話 098-879-6606
浦添市パイプライン沿い かねひで内間店隣
 駐車場もございます!


     ~ユンタク~

(ちょっと忘れていましたが、温めたブログに記していました)

先日、誕生日の宴から帰宅するタクシーの中で、
今まで何度も伝えているのですが、再度、
『家族が集まるまでの間だけ、延命の処置をしてね!』
と話をしました。
タクシーの乗務員さんビックリしたでしょうね。

祖父を看取った時、ドクターが言いました。
『耳は最後まで聞こえているよ!』と。
みんなで『ありがとう』と送りました。


最後までお読みいただきありがとうございました^^ミサト











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